An abandoned red villa.

強い風の中、山の中にある昭和初期に建てられた赤い屋根の洋館に行ってまいりました。
狭い狭い農道をランクル60で進んで行くとこのような洋館が見えてきます。
玄関は建具が歪んでいて入れませんが、建物の横の壁が既に崩壊していてリビングが見えています。

茶色の家具の中に真っ赤なドレスを着た人形立っていて一瞬ドキッっとしました。

2階へ。

沢山の本と檜のタンス。
この洋館の持ち主はとても教養があって裕福だったのがわかります。

奥の部屋。

朽ちたベッドが。

古い工業新聞。ディーゼルのデゼルという文字が歴史を感じさせてくれます。

美しく朽ちた天井。

献立表をあけてみると・・・

ちょっとしたメモが書いてありました。
チョコレート配給という文を読みとることが出来ますが、戦時中のことでしょうか。

バルコニー。
家主が座って庭を眺めていたのかな。

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by 3-t-photos
| 2013-02-25 21:51
| 洋館:赤別荘